Netflix「First Love 初恋」の感想
年末年始は、Netflixの「First Love 初恋」を見ました。
率直な感想としては…
見ていて胸が苦しいシーンが多く、落ち着いて見れたのは最終話のみ。。。涙
両想いの二人がすれ違っている様は見ていてつらい。
イッキ見しました、という人もいるそうですが、私はちまちま見ました。
感情が揺さぶられる系のドラマとか映画ってしばらく引きずる体質なんですよね。。
消化しきれないというか。
この感情は何なんだろうと言語化に落とし込むまで時間がかかります。
もっと軽いノリでフィクションを楽しめばいいんだろうけどww
特に、息子(綴)が父親に引き取られるシーンは冷静に見ていられなかったな・・・
生まれたばかりの我が子に重ねてしまうとどんよりした感情が大きく決壊しそうで。
以前、夫と旅行で訪れた旭川がロケ地になっていたり、ガラケーなど平成レトロなものが出てきたり、その辺はテンションが上がりました。
一番気になったのは、宇多田ヒカルの歌でして。
「First Love」はしょっちゅう流れたのに「初恋」が流れたのは最終話だけだったこと。
個人的に「初恋」の方が好きなんですよね。
「First Love」は王道でピュアで。
「初恋」は複雑性を孕んでて、相反する感情の葛藤が見える気がするんです。
NHKの歌番組に宇多田ヒカルが出演したときに、「自分にとっての初恋の相手は両親だ。」と言っていたことを思い出しました。
たしか、「自分が初めて深い関係性を結んだ相手だから。」と言っていて、ハッとさせられました。
恋愛関係に限定せずに、自分と誰かの関係性に、感謝や尊敬、愛情もひっくるめて初恋という名前をつける感性がとても印象深かったです。